相続相談事例その１　実家の名義を変えたい

更新日：2021.09.14 ブログ

実家の名義を変えたい

コロナ禍で多くの方々が影響を受けていると思います。

相続マルシェのセミナー活動（リアル開催）も、出来ない状態が続いていましたのでまずは、ブログから情報提供を再開していきますので、宜しくお願いいたします。

相談者A 様（仮 30歳）は、祖父B様（仮 75歳）が住んでいる自宅の名義をA様名義にしたいとの相談。

祖父B様の生前であれば贈与、死後であれば相続という形で名義を変えられることになります。

ここまでは簡単な内容になりますが、お話を聞いていくと少し内容が複雑でした。

現状のまま、相続されると父親C様が相続すことになります。

祖父B様は孫の相談者A様に住んでもらいたいと強く望んでいました。

名義が父親C様になると自宅を売却される可能性もあるとのことで、それを回避するためにも祖父B様の名義を、孫のA様に変えておきたいとの内容です。

贈与をすることは可能ですが、税金面を考えると得策とは言えません。

かと言って、このまま相続が発生してしまうと父親B様が相続してしまうことになります。

解決方法はいくつかありますが、まずは遺言書を活用するのが先決でしょう。

他には民事信託などを利用する方法など、対策は色々と考えられます。

ある特定の方に実家（土地・建物）を渡したいというお話は沢山ある相談のひとつです。

お心当たりのある方は、まずは相続マルシェに相談してみてはいかがでしょうか？

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