更新日:2019.09.25 お知らせ
信託と言っても、信託銀行などが扱っている商事信託ではなく、家族や信頼できる人に財産を託せる民事信託のお勉強です。
お父さんやお母さんが住み慣れた家にずっと住んでいたいけど、もし認知症などで生活が困難になった場合には、子供達の世話にはなりたくないので、親の代わりに子供が自宅を売却して、施設に入る資金にして欲しいという会話はよくある話だと思います。
でも、実際に認知症になってしまうと、子供が代わりに自宅を売却する事は非常に困難になります。
なぜなら、契約行為は所有者本人しか出来ないからです。
事実上、資産が凍結するという事ですね。
民事信託であれば、子供が親御さんの代わりに自宅を適正に売却し、その売却したお金で親御さんを施設に入れることが可能になります。
簡単に言うと子供が親の代わりに、契約行為が可能になり、本来の目的を達成することが出来るということです。
一般の方が簡単に出来るものではないので、信託の専門家に相談して、ご自身の想い通りの事前対策にしてもらうのが近道でしょう。
相続マルシェでは、信託の専門家はもちろんのこと相続や資産形成など様々な知識を持った、マルシェメンバーがいますので、気楽に相談して頂けると嬉しいです。